
5月になると、朝の空気はまだ気持ちよくても、昼前には日差しが強く感じる日があります。
「真夏ほど暑くないから大丈夫」と思って外に出たら、夕方に首元や腕が赤くなっていた。そんな経験がある人も多いはずです。
紫外線対策は、真夏だけのものではありません。気象庁は、紫外線の強さは季節や時間、地域、雲の状態などで変わると説明しています。環境省の資料でも、紫外線対策が特に必要になる時期として4月から9月頃が挙げられています。
つまり、5月は「そろそろ始める」ではなく「もう始めておく」時期です。
この記事では、外出前に無理なくできる紫外線対策を、3つに絞って紹介します。
1. 出かける前にUVインデックスを見る
まず確認したいのは、今日の紫外線の強さです。
気温だけを見ていると、紫外線の強さを見落とすことがあります。涼しい日でも、昼前後に日差しが強ければ、肌や目への負担は増えます。
気象庁の紫外線情報では、全国のUVインデックスの予測や解析を見ることができます。UVインデックスは、紫外線の強さを分かりやすく示すための指標です。
外出前に見るなら、天気予報と一緒に次の3つを確認すると十分です。
- 昼前後に外へ出る予定があるか
- 帽子や日傘を持つ必要がありそうか
- 日焼け止めを塗り直す時間が取れそうか
毎日細かく見る必要はありません。長く外にいる日、駅まで歩く時間が長い日、子どもと公園に行く日だけでも確認しておくと、準備が変わります。
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2. 「曇りだから平気」と決めつけない
曇っている日は、日差しがやわらかく感じます。けれど、紫外線がゼロになるわけではありません。
気象庁は、薄曇りの場合でも、快晴時の約8〜9割のUVインデックスになることがあると説明しています。曇りの日でも、外を歩く時間が長ければ対策は必要です。
特に油断しやすいのは、次のような日です。
- 空全体は白っぽいのに、影がうっすら出ている日
- 雨は降っていないが、日差しが時々出る日
- 暑くはないのに、昼前後に長く歩く日
こういう日は、真夏のように大げさな準備をしなくても、帽子をかぶる、日陰側を歩く、首元が隠れる服を選ぶだけで違います。
「晴れたら対策」ではなく、「昼に外へ出るなら対策」と考えるほうが続けやすいです。
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3. 日焼け止めだけに頼らない
紫外線対策というと、日焼け止めを思い浮かべます。もちろん大事ですが、それだけで全部を済ませようとすると、塗り忘れや塗り直し忘れが出ます。
環境省の紫外線環境保健マニュアルでは、日常生活に取り入れやすい対策として、紫外線の強い時間帯を避ける、日陰を利用する、日傘や帽子を使う、衣服で覆う、サングラスをかける、日焼け止めを使う、といった方法が挙げられています。
外出前の準備は、次のように分けると簡単です。
- 短い外出: 帽子、薄手の長袖、日焼け止め
- 30分以上歩く日: 日傘、サングラス、首元が隠れる服
- 公園や屋外イベント: 日陰で休む時間、塗り直し用の日焼け止め
日焼け止めは、顔だけで終わらせないことも大切です。首の後ろ、耳、手の甲、サンダルの日の足の甲は忘れやすい場所です。
完璧にやろうとすると面倒になります。まずは、玄関に帽子と日傘を置く。バッグに小さな日焼け止めを入れる。そのくらいで十分です。
参考情報:
5月の紫外線対策は「出る前の30秒」で変わる
紫外線対策は、特別な日のためだけにするものではありません。
5月からは、外へ出る前に次の3つだけ確認してみてください。
- 昼前後に外へ出るか
- 帽子や日傘を持ったか
- 首元や手の甲を守れているか
これだけでも、外出後の肌のヒリつきや、目の疲れ方は変わります。
暑さを感じてからではなく、日差しが強くなる前に準備しておく。5月の紫外線対策は、そのくらいの軽さで始めるのがちょうどいいです。

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